ISAMU KATAYAMA BACKLASH
MEMO
2017AW 入荷予定アイテム
バックラッシュ コーディネート
BACKLASH THE LINE
wear
pants
shoes
bag
accesory
ballet
2011/09/30    届きました。

届きました。
1214-02 ラビットファー カウチン BLACK
1219-03 バッファロー手塗り 襟付きブルゾン
540-01 カーフ サイドジップブーツ
553-01 ホーウィン エンジニアブーツ
179-01 イタリアンゴード+ステアー ボストンバッグ

バックラッシュと言えばレザー。
最近ではデニムパンツと思う方もおられますが
やっぱりレザーのイメージが強いです。
何故レザーのイメージかと言えば、
身も蓋もない言い方ですが
ずっとレザーをやり続けているから。
レザーをやり続けていたら、「レザーと言えばバックラッシュ」 に
なるのかと言えば、そうでもないと思います。
上質な素材を使って、加工(料理で言えば調理)するからこそだと思います。

レザーでなくても上質な素材を使っているのがバックラッシュ。
加工やデザインは好みもあると思いますが、
素直に素材だけ見てみると、いいものを使ってるのがわかるかと思います。
この秋冬コレクションで言えばラビットファーのプロダクトは
レザーというイメージではないですが、上質な素材を使って
カウチンという歴史あるデザインの中に、今の時代のパターンで(細身)
新しく解釈したプロダクトになっています。
ご来店の際には一度袖を通してみてください。





2011/09/29  ブライドルレザー。


何度かこのメモでも書いたことのあるブライドルレザー。
バックラッシュの使うブライドルレザーは本物です。

ここで言うブライドルレザーの本物と言うのは
英国で昔ながらの製法で作られるものを指します。

ブライドルレザーはダブルショルダーのような経年変化はありません。

艶々な光沢ではなく鈍い光を放ちます。
多少は柔らかくなりますが、芯は残ったままの硬さです。

とても男くさい革なのですが、
ダブルショルダーやグィディに隠れ気味です。
経年変化が少ないので、写真ではよさが伝えにくい革なのです。
使ってる人にしかよさが実感できない革。

ブライドルレザーを使ったアイテムはいくつかありますが
中でも名刺入れは優れています。
デザインはクセもなく、色もブラックなので、
どんな職業でも使えます。
派手ではなく実直で誠実な様子が名刺入れに伺えるのです。
またブライドルレザーは丈夫なので、
ずっと使えると思います。
(カードケースとしても使えます)





2011/09/27  バングル。


本日同時にご来店のお客さま。
二人ともバングルをつけていたので撮らせて頂きました。
バックラッシュにはシルバーのプロダクトもあります。
このバングルロザリオに比べると、まだまだ知られていません。
知られていませんが、このバングルはさらっと付けれてよいプロダクトです。
厚みや幅がやりすぎではなく、寸止め感のあるものです。
これからライダースやアウターを着るシーズンに
袖口からチラッと見えるシルバーがアクセントになります。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

ライダースの腋のステッチが切れていたので
修理でお預かりしていました。
今日はそのライダースをお迎えに。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

こちらのお客さまはピープルの方で
フランクリーダーのベストを買われました。





2011/09/26  お客さまコーディネート。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

今から2年前の当時19才の時に兵庫県三田市から
初めてご来店頂き購入されたバッファローレザーのシングルライダース。
このライダースは今までで革が一番硬かったんじゃないかなと思います。
お客さまがメキシカンダブルショルダーのライダース
試着した時の感想が柔らかいですね。でした。
ほとんどのお客さまはメキシカンダブルショルダーは硬いですね。
と言われるのですが、その上の硬さのものを2年着ているので
メキシカンダブルショルダーでも柔らかく感じるのでしょう。
硬いとか柔らかいとか細いとか太いとかは相対的なものです。
今までどんなものを着ていたかで感じ方も変わると思います。

お客さまのバッファローレザーのライダースは
ドイツカーフくらいの革の硬さ?柔らかさ?になっていました。
色もブラックからブラウン気味に変化しています。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH



ISAMU KATAYAMA BACKLASH

ブーツは500-01のダブルショルダーエンジニアブーツ。
見た目はほぼブラックに見えますがカーキーです。

新品よりも着込んだものや履き込んだもの
使い込んだものを見ると、使う人の気持ちが滲みでて
より、いいもんだなぁ。と思います。

お客さまは今日はアンティパストの靴下を買われました。





2011/09/25  オークション。


ご来店のお客さまの話。

5年くらい前は服買っても気に入らなければ
オークションで売ってたんだけど、
それに慣れると、「とりあえず買う」ようになって
気に入らなければオークションに出すクセがついた。
それが何年か続いたんだけど、
途中でこれじゃまずいんじゃないかと思って。
服と真剣勝負じゃないっていうか、
1着買うことに、もっと必死な方がいいと思って
それ以降オークションは辞めたけど。

服と向き合ってから買ったほうが
後々その服を好きになることの方が多いように思います。
真剣にこれ買おうかどうしようか?
迷うって(考える)必要なことなんだなぁと思います。





2011/09/24  お客さまの財布。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

お客さまお使いのダブルショルダーの財布(318-03KHAKI
写真を送って頂きました。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

お客さまからのメールと返信文。
使い出して1ヶ月ぐらいになりますが、
最初の頃からは想像もつかないようなツヤが出ています。
革も柔らかくなり思っていたより使いやすいです。
毎日尻のポケットに入れているせいか当たる側だけ黒いです。
まだまだ使い始めたばかりなのでこれからが楽しみです。

ストッキングで擦るぐらいでオイルもほとんど入れてません。
手入れはこの程度で大丈夫ですか??


磨くだけでだいぶ変わりますよね。
はい、手入れは乾拭きだけで十分です。
財布など手でよく触るものは手の油で十分手入れになっております。





2011/09/23  届きました。


受注会中に届いていたものもあり、
すでに売り切れのものもございます。

詳細ページ出来ました。
1214-02 ラビットファー カウチン
1221-01 ドイツカーフ シングルライダース
1221-03 ドイツカーフ ダブルライダース
1230-01 スタジャン
1216-02 イタリアンゴード ダウン
1220-04 メキシカンダブルショルダー A2
1219-01 バッファロー手塗り シャツ
1219-02 バッファロー手塗り ダブルライダース





2011/09/22  新色 ブラウン。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

新色のブラウン。
先日入荷してからなのでまだ5日間だけしか使っていませんが
写真右が僕が使い始めた財布(337-10)です。
この色を持ちたいと思って買いました。

これにはクリームを塗りました。
以前ご紹介したアニリンカーフクリームです。
コードバンによく合うという話を
靴修理の職人さんとワイルドスワンズの人に聞いていました。
早速使ってみると、色が少し濃くなったのと
艶が出て、革表面が少しツルッとなりました。
ここからは普通に使っていこうと思います。
色が濃くなるのか、薄くなるのかわかりませんが、
わからないことが、楽しみのひとつです。

届きました。
332-15 ベビーメリノ グローブ
332-04 ディアスキン グローブ





2011/09/20  グィディコードバン。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

お客さまがおよそ1年使っている財布
最初は見た目の色がグレーで濃淡があり
ゼブラ模様のような見え方でした。
質感はビロードのスエードのようでマットでした。

それが今は革にハリも出て光沢も出ました。
バッグに入れて使っています。
キズは気にせず出し入れするので、表面に細かいキズはあります。

バッグに入れる
お尻のポケットに入れる
ポケットに入れたまま、車に乗る
使ってなんぼと思ってキズは気にしないで使う
キズが気になって丁寧に使う

同じものでも使い方の違いで1年も使うと
一点一点違ってきます。
大げさに言ってみると
自分の歴史そのままがそこに映し出されます。
それがおもしろくもあり、革という素材の深さでもあると思います。





2011/09/19  財布、革の種類による表情。


ダブルショルダーの財布はトラの入り方や
製品染めの革のよじれで1点1点表情が異なります。

グィディコードバンは1点1点の違いはあまりありません。
それよりはシーズンごとに違いがあります。
見た目の革の色、艶、かたさです。
色がブラックでも見た目の色はグレーやカーキーだったりします。
それでもなぜブラックなのかというと、
染める時の染料がブラックだからです。
艶はある時もあればマットな質感の時もあります。
革が硬めのときもあれば少し柔らかいときもあります。
その中でこれが好き。という好みはあって当然ですが
どれが正しいというのはありません。

グィディオイルカーフは毎シーズン同じで、
1点1点も同じと言っていいです。
たっぷりオイルが染みこんだ上質な革で、
オイルの量もいつも同じに感じます。
しっとりした質感が特徴です。





2011/09/18  財布届いています。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

337-09 グィディコードバン財布
337-10 グィディコードバン財布 中
318-12 ダブルショルダー長財布
345-02 グィディオイルカーフ長財布
345-03 グィディオイルカーフ財布

商品詳細ページに新しい色の画像はまだないです。
(来週には追加します。)
今ならいろんな革の種類と形、色があるので、見ごたえあります。





2011/09/17  コーディネート。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

本日ご来店のお客さま。
ライダースを着て頂きました。

商品色々たくさん届いています。





2011/09/16  コーディネート。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

ご来店のお客さまです。


今日からサンプル受注会なので、
気合いを入れるためにライダースを着ましたが
正直お昼頃は暑かったです。
夕方からは暑くはなかったですが。

気合いを入れる時は無理もしないとね。





2011/09/15  ティッシュBOX。


バックラッシュではどれくらい前からか
(たぶん7年くらいだったと思います)
グィディオイルカーフでティッシュBOXを作っています。
プライスはずっと変わらず21000円です。

このアイテムは微妙な立ち位置です。
くれるならもらいたい。
車に置いとくのにいい。
いつかほしい
けれど、今はまだいいかな。となっちゃいます。
絶対ほしいという気持ちにはアイテム的になりにくいのです。

でも実はこのアイテム、コストパフォーマンスは
かなり高いじゃないかなと思っています。

ティッシュBOXはなかなか買いにくいアイテムです。
だから逆に一度買えば、かなりずっと使い続けると思います。
しかもティッシュって季節関係なく一年通して毎日使います。
毎日使うので革の変化も必然と早く光沢を帯びてきます。
いつもの生活にわくわくするような物があるって
それだけで少し豊かな気持ちになれそうです。

先日お客さまからさらによい使い方を教えて頂きました。
それはお子さんのいる家庭。
赤ちゃんから2才くらいまででしょうか。
これくらいの年齢のお子さんはティッシュが大好きです。
あれば、ティッシュを出し続けます。
それを防ぐには高いところに置くことが多いようです。
それがこのティッシュBOXがあれば、
ririジップで開閉できるので一安心です。

僕はこのティッシュBOX
微妙な立ち位置にしとくにはもったいないと思うのです。


届きました。
507-02 コンバットブーツ





2011/09/13  2012S/S。


2012S/Sバックラッシュコレクションで感じたこと
今までやってきた革や形。
それがより今の気分にフィットするように仕上がっている。
例えば、カンガルースエード。
この革は最近では毎年春夏に出ますが、
今回はパンチングレザーを使用しています。
先日も書きましたが「パンチング」って聞くだけで
え〜って思うほど着ず嫌いです。
でもパンチングであることで、よりリラックス感、
レザーなのに清涼感があります。
何よりクタッとしているのがよいです。
インナーに白のカットソーでカンガルースエード。

他にもこういう「A」から「A'」になっているものがあります。

パンツはチャレンジしています。
ライダースにブーツカットにブーツ。
だけでなく、クロップドのチノでセンタープレス。
きれいな色目とユーズドの色目 その対比がおもしろいです。

色や素材の対比、濃淡、グラデーション

来週は2012S/S(春夏物)のサンプルを店頭でご覧頂けます。
その時は「今」着たいものではなく、半年後のことを想像してみてください。
濃淡を意識してみると、いつもと違った視点で見れるかもしれません。





2011/09/12  靴下。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

ご来店のお客さま。
クロップドならではのブーツと靴下の関係性。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

靴下も色々ありますがアンティパストの靴下
僕にとってバックラッシュのライダースのようなものです。


届いていました。(売り切れたものもあります)
177-01 ツィード ショルダーバッグ
141-01 オイルクロコ ウエストホルダー
367-01 ディアスキン キーホルダー
393-01 フェザー ネックレス
393-02 ボーン ネックレス





2011/09/11  ダブルショルダー。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

お客さまがお使いのカーキーの財布。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

時々オイルを塗りこむそうです。
色が落ちているのはあまり見ませんが
これもなんかいいです。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

長年使っているので、チェーンを付けるところが擦れて裂けています。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

リアリティー感じます。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

ブラックもよいですが、ダブルショルダーはカーキーもよい色です。





2011/09/10  コーディネート。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

白パンツを今年初めて穿いたお客さま。
穿いてみると、意外と合わせやすくてよかった。と。
でも白なんですぐに汚れが目立っちゃいますけど洗えばいいし。

ライダースと合わせてもよい雰囲気です。
上が重い色で下が軽い色ですね。





2011/09/09  S/SとA/Wの違い。


よく聞かれることのひとつに
春夏もの(S/S)と秋冬もの(A/W)で
革の厚みに違いはあるのか?があります。

ライダースなどの革の厚みは春夏もの、秋冬もので
違いはありません。
裏地も春夏だから、秋冬だからという理由で
あったり、なかったりするのではなく、その時々で違います。

春夏には春夏に向いている革を使うアイテムがあります。
例えばカンガルースエード。
革の中でもとても丈夫な革なので、薄く仕上げることができます。
バックラッシュの革の厚みが基本0.8mm(革により多少の違いはあります)
なのに対してカンガルースエードは0.4mmまで薄くできます。
2012S/Sでもカンガルースエードのアイテムが出ます。
形は今までにも出たことがあるものですが、
次回はパンチングになっています。
表革のパンチングレザーに僕は苦手意識がありますが
スエードのパンチングはそんなことはありませんでした。
軽く、優しい雰囲気のあるものでした。
また色もよかったです。
いつもの黒もありますが、
うすいピンクのものがカンガルースエードにあっていました。
5年ほど前にカンガルスエードで黒、白、ピンクと3色ありました。
その時は白を個人的に購入しました。
時々あの時にピンク買っとけばよかったなぁと思うこともありますが
白のシャツは気にいって今でも夏に着ています。
次はピンクかなと(着やすいピンクです)思っています。

秋冬には春夏にはないダウンジャケットや
ファーブルゾンなどがあります。

春夏、秋冬の大きな違いはライダース以外のアイテムにこそあります。





2011/09/06  2012 S/S 受注会日程。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

2012 S/S バックラッシュ受注会日程。
9月9日(金)〜最終日は未定
上記受注会は写真とカタログでのご案内になります。

9月中旬〜下旬で2012S/Sサンプルを店頭で並べます。
(日付が決まれば書きます。)

場所 CALLING BACKLASH


受注会でご予約はできますが
「CALLING BACKLASH」としては出来上がった現物を
試着して購入することが最良と思っております。
商品(写真)はサンプルですので、出来上がったものと、
革質、色が若干異なる場合がございます。

サンプルとは異なる場合がある。ということをご理解頂ければ、
ご希望のものをご自身でお選びできる機会です。
どうぞご利用下さいませ。

またご遠方のために、ご来店が難しいお客様で
2012 S/Sに興味のあるお客様はご連絡下さいませ。
ご案内させて頂きます。

受注会はこういう方に向いています。
XXS,XS,XL,XXLのサイズ。
既製品でサイズが合わない。(サイズ調整致します)
レディースラインの「ballet」
ぜったい手に入れたい。

受注会期間中はメールの返信が翌日になることもございます。
ご了承下さいませ。
お急ぎのお問い合わせはメールよりお電話の方が確実です。





2011/09/05  女性のお客さま。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

バックラッシュにはレディースの「ballet」 というラインがあります。
女性はballetのライダースを買うのかというとそうでもありません。
コーリングではメンズのXXSやXSを女性のお客さまが購入されます。
ライダースに関してはレディースのシルエットより
メンズのシルエットで小さいサイズを着たい。
そう思う女性のお客さまが多いです。
もちろんballetのライダースを購入される女性もおられます。





2011/09/04  ダウン染め。


ISAMU KATAYAMA BACKLASH

シープダウン。
最初にバックラッシュが世に出したダウンです。
7年くらい前だったでしょうか。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

ファスナーが革に引っ掛かって革が少し裂けています。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

こちらも同じです。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

このムラ感のある赤茶っぽい色のダウン。
元々の色はブラックです。
気持ち黒っぽく見えるところが元の色です。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

このムラは出そうと思って出るものではないです。
自然に色が抜けてこうなります。
これがいいと言う人もいますが
逆にムラ感がいやだと言う人もいます。
このダウンのお客さまは単一なブラックが
お好みでしたので染め直ししました。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH



ISAMU KATAYAMA BACKLASH

革の裂けもこのようになります。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

こちらも直しました。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

ずっとアフターフォローしています。





2011/09/03  バックラッシュらしさ。


2週間ほど前にバックラッシュのライダースと
ルイスレザーのライダースと
バックボーンのライダースはどう違うのですか?
と、お客さまに聞かれました。

バックラッシュのライダースは着ていますが
ルイスレザーもバックボーンのライダースも僕は着ていません。
どちらも袖は通したことはありますが、
自分で買って着こんだわけではありません。
なので、ルイスレザーもバックボーンのライダースも
僕は着ていないのでわかりません。と答えました。

僕は雑誌やネットで調べて、いろいろ知った気になることがあります。
これはよほど注意していないと、陥ってしまいやすいです。
インターネットって知った気になりやすいですもんね。
「知っている」 と 「知った気」 を一緒にしないように
いつも気をつけようと思っています。

それでバックラッシュのライダースですが、
その時にこう言いました。
バックラッシュっていうのはモノではなく、
このモノの周りにある目に見えない空気がバックラッシュです。と。

試着すれば僕の言わんとすることは
きっとわかってもらえると思います。
しかし、この時の説明が自分で納得できていなくて
2週間ばかり考えていました。

これからはこう伝えます。
「バックラッシュのライダースはぎりぎりまで踏み込んだもの」

料理に例えると素材だけで勝負できる高級でよいものがあったとします。
それだけ出しても料理人のランクは高くないと思います。
それプラスぎりぎりまで濃いソース。
これ以上濃いとまずくなる。
そこまで攻めきった料理人のランクは高いと思います。
よい素材とぎりぎり感。
バックラッシュにはこれがあります。
攻めるからには失敗ももちろんたくさんあると思います。
(量産したものは失敗ではありません)
ここまで攻めるとまずい。という経験がどんどん蓄積され
よりぎりぎりまで攻めた、よいものが出来上がってきます。





2011/09/02  守破離。


規 矩 作 法 守 り つ く し て

破 る と も

離 る る と て も

本 を わ す る な


お客さまから聞きました。
守破離 (しゅ・は・り)
千利休の言葉らしいです。
「守」 は、基本の教えを忠実に守り、それを身につける。
「破」 は、教えられたものにこだわらず、さらに心と技を発展させる。
「離」 は、守にとらわれず破も意識せず、新しい世界を拓き、独自のものを生みだす。
「離」 の段階に至っても基本(もと)を忘れないようにしなければならない。
という意味のようです。

その守破離をコンセプトにした茶室が佐川美術館にあるらしいです。
お客さまからその茶室の写真集を見せて頂きました。

茶室のことは僕はほぼ何も知らないです。
ざっくり「和室」 というイメージ。
見せてもらった写真集の茶室は畳で和は感じますが
壁はコンクリートのうちっぱなし。
茶室にコンクリート?
ふすまはあるのですが、敷居がなく、天井からふすまを吊っていました。
窓はガラス張りで、比叡山が一望でき、
周りは水に囲まれ、夕日が水面に映り美しい写真。
こんな部屋に住んでみたいと思えるほどです。

「茶室」 と聞いてイメージするものとはだいぶ異なっていますが
でもそこから感じるのはモダンだけの緊張感ではなく、穏やかな雰囲気。
コンセプトが守破離というのはよくわかります。
畳とコンクリート。
普通は一緒に合わせることはないものだと思います。
それを合わせて、尚且つ違和感ない空気感を創りだす。

「守破離」 これは服の着方にも置き換えれるように思います。
例えばライダースにデニム。
これが基本で「守」
ライダースにデニムにスニーカー
普通はブーツを合わせるのでこれは「破」くらいかな。



ジャケットに生々しいファーのベスト。
ここまで行くと「離」 だと思います。
新しい世界を拓き、独自のものを生みだす。
そう言うと大げさなようにも聞こえますが
自分の気持ちを信じて、色々着てみることで、
次の扉が開かれるように思います。





2011/09/01  お客さまからのメール。


以前メールを頂いたお客さまから 続きのメールが届きました。

私は小銭入れは別に持つ派の人間なのですが、
財布が鞄の中でバラバラになってしまうので、
財布、小銭入れ、カードケース等をセットで入れる巾着を愛用しています。
いわゆるバックインバックです。
先日入手したバックラッシュの財布は今までのものより一回り大きく、
愛用していた黒別珍の巾着(自作)に入らなくなりました。
バックラッシュの放つオーラを汚さないそれなりの物を用意すべきと思い、
様々な店を周りましたが、イマイチ、ピンと来る事はなく自作に踏み切りました。
勿論、今回の素材に関しては『革』以外の選択肢は無いので、
膨大な種類から悩み抜き、高価ですが、ディアスキンを選択。
革紐も捩じったりオイルを塗ったり、色々工夫しました。
自分ではバックラッシュの財布にふさわしい脇役に仕上がったと思っています。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

ISAMU KATAYAMA BACKLASH

自分で作ってみることで、見ること、使っていることよりも、
もうひとつ奥で感じることができると思います。






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