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ドイツタンニンカーフ製品染め line

ドイツカーフ

2009 A/Wからの革になります。
同じカーフでもカーフタンニンとドイツタンニンカーフでは
触り心地や着心地が違います。

ドイツタンニンカーフはもっちりとした革で、
革の厚みもカーフタンニンと同じ0.8mmですが、
カーフタンニンのものより、厚く感じます。
0.8mm以上に感じます。
ですので、硬くはないですが、
カーフタンニンに比べると革は硬く重く感じます。

革を一定の厚みにしますが、
それでも天然素地のために薄いところ、厚いところがありますが
このドイツタンニンカーフはそういうことがあまりなく、
厚みが一定です。

革の表面に見える、子牛が元々持っているシワは
カーフタンニンに比べると見えにくいです。

弾力性のある(しなやかな)革なので
アームなどの立体感はでにくいように思います。

ドイツカーフ

2012秋冬の新色ボルドー。
スッテチもボルドーなので、ハードなダブルライダースでも
ハードに見えずおしゃれに見える色です。
パリとかで着てそうな色です。

革とは直接関係ありませんが、ドイツは環境保護先進国ですよね。
ドイツは日本に比べると自然が少ないので、
自然に対する意識が高いようです。(Podcastから)

環境保護先進国になる前はゴミも分別せずに捨てていたそうですが
黒い森と言われるシュヴァルツヴァルトが酸性雨で被害を受け、
環境保護活動を国をあげてやるようになりました。
酸性雨はドイツのせいでもあるけれど、隣国の環境問題も関係してきます。
(ドイツはデンマーク、スイス、フランス、ベルギー、オランダなどの国と陸続きです。)

自分たちも他国を汚さないように率先して
環境問題に取り組むようになったそうです。

そういった背景のドイツのタンナーで作られる革ですので
環境にやさしく、尚且つ、いい革を生産しております。



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